2023年10月7日土曜日に、新座市の居宅介護支援事業所小さな一歩さんにて行われている、“地域福祉Cafeホッとひといきティータイム”という活動に、リハビリスタッフも参加させて頂きました。今回は、「認知症の方が見えている世界とは?」というテーマについて、認知症ケア専門士の資格を有する当施設の作業療法士が講演を行ってきました。

当日は20名以上の地域の方々にご参加いただき、認知症の方の視野や聴覚を模擬的に体験して頂き、どのような不安の中で過ごされているのかを説明させていただきました。

我々が日頃生活している空間や環境が、認知症の方からは同じように見えているとは限りません。認知症の様々な症状が原因となり、認知症の方が不安や不快さを感じやすかったり、生活のしづらさを感じていることが多く、それが当事者や介護者の負担に繋がってしまうことが多くあります。

今後認知症の方が全国で増えていく中で、認知症の方から見えている世界がどのようなものなのかを知ることは、地域の方々にとっても、当事者にとっても大切な事であると感じ、今回はその共有ができたと思います。

 

今後も地域の方々が健康に過ごせるようなお手伝いを、地域の方々と連携して行っていきたいと思います。

当日の配布資料の抜粋版はこちら