『褥瘡』とは、一般的に“床ずれ”とも言われ、寝たきりの状態をきっかけとして皮膚の血流が滞ってしまうことで生じる皮膚の病変を指します。寝た状態で布団と接しているおしりや腰骨周囲、かかと、肘など圧迫を受けやすい部位に生じることが多く、皮膚の赤みやただれ、ひどくなると潰瘍や細菌感染を生じる場合もあります。
高齢化が加速する日本においては脳梗塞などで寝たきりになる人も多くなっており、避けて通れない問題となっております。
関 公一 前施設長が中心となり、併設の北野病院にて作成した『床ずれQ&A』をご覧ください。